システム変更と運用のスキル

本業ですが、今年度途中からの事務システムの変更に伴い、我が課のメインシステムも変更。ついでに周辺機器も一新。更に、運用上も色々変更があったため、今年は「新システムでラクになったはずがぜんぜんラクじゃないよ!(涙目)」な状態でのスタートとなりましたが、まぁなんとかなっています。


全体的な仕事量としてはサブについてくれる人が出来た分もあり、若干余裕ができてきてはいます。が、まぁ何事も初回というものはどんなトラブルやらエラーやらがあるか分からないもので、そういった意味ではやっぱりタイヘンな部分もあるのです。

が、「今年は作業に余裕がありますよね。その日の分がその日の処理で進むし。システムの変更もあるし、それに運用が速くなったからでしょうね」とバイトさんに言われ、去年よりもちょっとは成長したかなぁと若干ほっこり。


それでもやはりアルバイトさん含め、人に教えたり、人を使ったりというのは正直タイヘンです。
元々気も短いので「ああ。こんなの説明している間に自分でやった方がよっぽど早いし。。」とかついつい考えてしまいがちです。

それでも、1人で出来る仕事量には限りがある以上、定められた期間までに高い質の仕事をこなすことにも限りがあります。それに自分以外が全く把握できないような仕事の仕方というのは、半人前の仕事だなぁと思うので、最近はなるべく周りに分かりやすい仕事の仕方というのを心がけています。

世の中には得てしてそういう人がおおいよな。というのを最近頓に感じます。「この仕事は自分にしか分からないから渡さない」というのは、芸術家など一部世界の人にはアリだと思いますが、組織の一員としてはどうなんでしょうね。しかも、そういう人に限って周囲の人に手伝ってもらうことを拒みつつも「忙しい忙しい」とつぶやいてる。それって結局忙しい自分に酔っているだけ??

まぁ「とりあえず今は説明する時間よりも自分でやった方が早い」というキモチは前述したとおりすごくよくわかるのですが、自分ひとりで一生その仕事をやり続けられるわけじゃなし、いつか誰かにその仕事を引き継ぐときにどうするんだろう??まさか次の人の仕事ぶりを見ながら「ほーらぜんぜんわかってない」とほくそ笑みつつ自己確認なんて幼稚なことをするワケにもいかないはずだし。

現状できているかはさておき、少なくとも私は、「本人がいなくても見るべき資料などを参照すれば周りにも内容が分かる。その上で、それでもやっぱりこの仕事はこの人じゃないと、と思われる仕事」をできるようになりたいと思うのです。