地理と歴史

本日も図書館でフルタイムのバイトでした。
今は、某新聞社が20年前後昔に出していた、シリーズものの雑誌のデータを作っています。歴史や地理、美術などのテーマにそって、毎週出る雑誌を集めるとその分野の事典のようになるという、今でいうディア○スティーニ社のシリーズのようなものです。
このシリーズは、毎号表紙に大きく発行月日やその巻のタイトル等が書いてあるので、そういった点ではデータの入力がしやすいです。が、タイトルは、シリーズによって結構大変です。理由は
①歴史物…人物名、王朝名、時代名などを正確に読み*1常用漢字ではないものも入力する必要がある。
②美術物…日本人は雅号が難しい字、読み方の場合あり。それらを正確に読めて(以下略)。外国人はカタカナ表記がものすごく面倒な場合がある(日本語で使わないような音をむりやりカタカナにしているので)。寺の名前などはまず読めないが、それらを正確に(以下略)
③地理物…(特に外国のものは)ぱっと見では地域名なのか国名なのか分からない。中国の地名はまず読めもしない。それらを(以下略)
要はそのテーマに特化した、常用外の漢字の読み書き(といってもPCなので、普通に変換しても出ない字をいかに呼び出すか)デス★もちろんデータを作るにあたり必要なのはこれだけではありませんが。ちなみにこういった「読み方」や「漢字」などは、雑誌の中身を読んだり、過去のデータから探したりしつつ埋めていきます。分かち書きの区切り場所については、基本的な規則を書いた冊子と、過去に入力されたデータを利用しつつ、最後は職員の方にうかがって入力。結構必死です。
そんなわけで勤務中の私は、古雑誌の触りすぎで手は真っ黒だは、埃のせいか目がかゆいは…といった状態。マスクとエプロン(埃が散る)、ハンドクリーム(埃っぽい紙を扱う+黒くなった手を洗う=手が乾く)を持参し、目薬も用意。邪魔な前髪は留め、メガネをかけて真剣勝負。若いムスメの姿ではないですね(笑)
ふと我に返り、「中高で地理や歴史をもっと勉強していればよかった」とちょっと悔やんでみたりもします。やっぱり、好き嫌いせずに勉強はしておくべきですね。「その道に進むのでなければ、テスト後にはまず使わない知識」とか思ってはイケマセン★人生いつ何がどこで役立つか分かりませんから(苦笑)
そんなわけで、明日も古雑誌との格闘は続きます。ようやくデータ検索、入力、印刷のソフト(?)にも慣れてきたので、明日もさくさくがんばります。

*1:読みも入力する。しかも分かち書き…←この規則が非常に面倒