トルコ旅行(3日目)

どこまでも続くシルクロード

朝食はバイキング。席を探していると寄ってきて椅子をひいてくれたウェイター少年。なんだかこのウェイター君(せいぜい17歳ぐらい?)になつかれ、料理を取りに席を立った後も、片言の英語(というか単語)で話しかけながらついてくる。

バターなのかジャムなのか、別の何かなのかとパッケージを手にとって表示を読もうとしていたところ、向こうの方が美味しいバターだ!とかなんとかいいつつ別のものを取ってくれる。まぁ折角なのでこれにするか。

席について、ツアーのおばさま方と話しながら朝食。3日目ともなると大分顔見知りも増えてくる。

と、気がつくとさっきのウェイター君が後ろで鼻歌を歌いながらなにか始めた。ペーパーナプキンを細工して、バラの花を作っている模様。ご機嫌に完成させるとにこにことしながらくれるという。早朝すぎてひまなのか。愛想がいい少年。それにしてもキミ、ふつうの仕事はいいのか?(笑)

じゅうたん工場へバスで移動。責任者のおじさんは、日本語が流暢。まるでジャ○ネットた○だのごとく、とぎれることのない説明が緩急をつけて流れていく。さらによく打ち合わせの済んだショーのごとく、男性店員たちの手で説明のタイミングにあわせて次々と色鮮やかなじゅうたんがさっと広げられていく。お見事。

メブラーナ博物館では、靴にビニールカバーをかぶせて歩く。脱がすという発想はないのだろうか??

昼食は、この後のバス6時間移動が気になってあまり食べられず。

それにしても、ガイドのバ○シェさんは多彩だ。日本語の勉強のために2ヶ月ちょっと住んだことがあるとか、トルコの大学で教えていたことがあるとか、針(ツボ?)の学校に通ったことがあるとか、気功も出来るとか、一体どんな経歴なんだ?!というぐらいてんこ盛り。

バス内のトークでは、ツボの説明(みんなにメモまで取らせていた・笑)まであり、ツアー客を飽きさせない。ちなみにちょうどそのときちょっと気分が悪く、最前列で目をつぶっていたら「○○ちゃん(私のこと)、興味ない?」と突っ込まれてしまい、仕方なく「気分が悪い」と返答。うぅ。口に出すと余計に気持ち悪い。。

バス休憩の際、バ○さんが、「(酔わない)暗示をかけてあげようか?トランスしたい?」と言ってくれたので、トランスはともかく酔わないのならばなんでも!とお願いしてみた。「メガネははずさないと出来ない」というので、はずしてなにやら暗示を…かけようとしてくれているのだろうが、ドライバーさんの助手(?息子さん)がそれを横でじっと観察しているのが気になる。。おかげでかかったのかかからないのかよくわからない(笑)

そうえいば、バ○さんに本業を聞いたときも、「何か悩みは?」「仕事が忙しくて」「ストレスね。夕食のあとにセラピーしてあげようか?」という話をした。サービス精神旺盛なガイドさんである。

ツアー仲間のマ○ヨさんが昨日の話のとおり干しあんずをくれた。購入主のおじさんが「あんずはあげたか?」とここまでに何回か聞いていたらしい(笑)83歳というお年ながら矍鑠とした、紳士なおじさまである。

夕食は、ホテルのプールサイドでバイキング。バス休憩の際のガイドさんの暗示*1のおかげか、恐れていたほどバスでは酔わなかった。が、食べだしたらやはり食欲はわかず。スイカでおなかを満たす。それにしても、どこのレストランもスイカは甘くて美味しい。

*1:本業はセラピストとのこと